ピーマンは緑色が一般的ですが、最近では赤ピーマンや、黄色、オレンジ色といったカラーピーマンもあります。
一般的によく見る、普通の緑ピーマンと赤ピーマンの違いは「未熟か完熟」か。
緑ピーマンは、開花から約2週間ほどの未熟なピーマンを収穫したもので、開花から約60日かけて成熟させたものが、赤ピーマンとなります。
赤ピーマンと同じように、黄色ピーマンやオレンジピーマンも成熟前は緑ピーマンで、品種の違いによって赤色・黄色・オレンジ色に変化します。 赤ピーマンなどのカラーピーマンは、収穫までに緑ピーマンの約4倍の時間がかかることから、緑ピーマンに比べ、赤ピーマンのほうが栄養価が高いと云われています。
ビタミンCは約2倍、ビタミンEは約5倍、カロテンは約2倍多く含まれています。
また、緑ピーマンは青臭さがあり苦味も強いですが、赤ピーマンは熟している分、糖度が高く、パプリカのように甘みがあります。
ピーマンが苦手なお子さまには、赤ピーマンすすめてみてはいかがでしょうか。
! One Point |
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緑ピーマンの苦味のもとは「ピラジン」という成分で、血液をサラサラにする効果があります。 栄養価では赤ピーマンの方が優れていますが、緑ピーマンのようなシャキシャキとした食感があまり感じられないのも赤ピーマンの特徴です。 |
※ 記事は野菜に含まれる一般的な栄養成分をもとに構成しており、必ずしも効果効能を保証するものではありません。